ママさんパパさんのための健康診断予備知識

これからの家族の健康が気になるなら、健康診断について知ってみては?

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コンポタママ

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家族は働き盛りな夫と、育ち盛りな息子と娘。好きな食べ物はコーンポタージュスープ。どうやったら子供がお野菜を食べてくれるか試行錯誤するのが最近の楽しみ。

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eGFR

eGFRとは何なのかをまずお話ししようと思います。クレアチニンは、筋肉内のクレアチニンが分解されて出来た代謝物です。腎機能は通常だと、血清クレアチニン値で推定されますが、このクレアチニン値は筋肉量に影響を受ける為、糸球体のろ過量の方がより正確に腎機能を知る事が出来ると言われています。このろ過量の事がGFRになります。GFRとは糸球体の1分間あたりのろ過能力の事。測定法が煩雑な為、血清クレアチニン値(Cr)と年齢・性別から概算式で算出したGFRを用いています。こえが「eGFR(概算GFR)」です。このeGFRで算出した数値がほぼそのまま自分の腎臓が何%働いているかを示しています。eGFR値が低いという事は、糸球体腎炎・腎硬化症・糖尿病腎症・尿路閉塞・膠原病など様々な腎障害の原因によって腎機能が低下してしまっているものと考えられます。3か月以上にわたり尿たんぱく等の腎障害が続くか、或いは(GFR)eGFR値が60未満である場合には慢性腎臓病(CKD)と診断されます。CKDはGFRに基づく腎機能が分類されます。検査の結果30.0ml/分/1.73㎡未満だった場合、高度の腎障害であると診断されます。内服療法・食事療法だけでは全身の管理が難しくなる場合が多く、近い内に透析療法を必要とする可能性もあります。健康診断などの定期健診でこのような異常値が見つかった場合にはほったらかしにせず、腎臓専門医による精密検査・適切な治療が必要になります。

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